年末年始の挨拶

旭FCジュニアでは【自律・自立】した選手を育成することをクラブコンセプトに掲げ、スポーツの普及と子どもたちの健全育成を目的に、サッカー選手としてはもちろんのこと、【心・技・体】を念頭にサッカーを通じて人としての成長を大切にできるクラブを目指して活動しています。
クラブとして育成年代の子どもたちに対して、出来ないところではなく出来るところに目を向け、子どもたちが成功体験を通して自分に自信を持てるようにサポートしていく中で、「大きな声で挨拶をする」「自分のことは自分でする」など、社会性や人間力向上の指導にも力を入れています。
ですが、時に育成における取り組みというのは短期的な結果には結び付きにくかったり、その意義を理解されづらかったりします。
特に人間性に関する取り組みというのは長期戦で、未完成の選手たちは成長速度もバラバラで、上手くいかないことも多いです。
見守る大人たちは遠い将来、子どもたちのプラスになるかもしれないことを明確にイメージするのは簡単なことではないですし、それよりも目に見える変化や成果をすぐに求めてしまいがちなのです。
そんな子どもたちは『自分達はこれだけのことをやったんだ』という実感こそが正義だったりします。でもそうした選手に、辛抱強く実直に、何が正しくて、何が大切なのか、なぜそうなのかを伝え続けることが私たち大人の役目だと私は思います。
何度も、何度も、折れることなく熱量を持ちながら子どもたちと向き合い続けることで、必ず将来に繋がる価値観や考え方、人生の道筋が見えてくると思います。
指導者の役割は環境を創ること。そして寄り添い見守りながら導いていくことだと思います。この考え方は【教育】に通ずるものがあるのではないかと感じています。
私たちは基本的には選手ファーストの考え方です。
大事なのはプレイヤーである子どもたちがプレー1つ1つに対して理解があった上でトライできるかだと思います。
子どもたちのこれからの成長が本当に楽しみですし、成長に寄与できるクラブを目指してこれからも邁進していきます。
選手、保護者の皆様、関係者の皆様、今年1年も旭FCジュニアの活動に御理解と御協力を賜り本当にありがとうございました。 ⁡ 2024年も宜しくお願い致します。
旭FCジュニア指導者一同

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